ホーム 最新ニュース イベント予告 【イベント予告】3月26日(火)文化講演会「古代遺跡の宝庫・北京 〜北京周辺の遺跡と出土品~」のお知らせ

【イベント予告】3月26日(火)文化講演会「古代遺跡の宝庫・北京 〜北京周辺の遺跡と出土品~」のお知らせ

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中国の文化や歴史に触れる文化講演会、今回は「古代遺跡の宝庫・北京」です。

いにしえの北京は薊城(けいじょう)といいます。野原に一面、アザミの花が咲いていたことに由来します。万里の長城が物語るように、北の匈奴や鮮卑などの遊牧民と、南の漢民族の農耕民が境界線とする地域でした。北京は、明・清時代の都である以前は、春秋戦国時代の燕、北魏、金の中都、元の大都であった古都。明時代以前の遺跡から次々といにしえの出土品が発掘されています。特に地下鉄1号線の八宝山駅周辺は古代遺跡の宝庫です。
前漢時代の燕王妃の墓である老山漢墓、ササン朝ペルシア初期のガラス杯やオシドリの飾りがある銀鈴を出土した西晋王俊夫人華芳墓、牛耕図壁画がある八角村墓も八宝山駅周辺にあります。
北京北郊の延慶区では見事な北魏時代の金銅仏が出土し、北魏の屯田兵軍団との関わりが推定されます。一方南郊の豊台区で墓と副葬品が見つかった史思明は中央アジアのソグド人の末裔で、唐の玄宗と楊貴妃の時代に起こった安史の乱で、安禄山なきあと反乱の中心人物となり、大燕皇帝を自称しました。また北京は金の中都や元の大都の故地でもあり、イスラム教徒が多い牛街のあたりでは、地下から故宮建設以前の陶磁器の破片がたくさん出土するそうです。
福岡大学で考古学が専攻の桃崎教授が、北京での1年間の研究の成果を基に、考古学の視点から北京の歴史をあぶり出してくれます。3月末に帰国される前の特別講演です。
旧石器時代から故宮以前の元時代を中心に、どんな出土品が発見され、そこからどんなことが読み解かれるか、実際に見つかった出土品の写真を見ながら、皆さんが住んでいる古都北京にタイムスリップします。
北京の遺跡で見つかった文物をみながら、考古学の観点から北京の歴史を知るチャンスです。今回の講演会の参加がきっかけで北京の歴史や文化のミステリーにはまってしまうかも?

〇日 時: 3月26日(火) 18:00~19:30 (17:40受付開始)
〇場 所: 北京发展大厦 南棟(新館)4階会議室(玄関左奥エレベーターを御利用ください)

◎テーマ:「アザミの花咲く都・薊城―遺跡と出土品からみた古代北京の歴史」
◎講師:桃崎祐輔(福岡大学人文学部教授(考古学) 中国社会科学院考古研究所客座研究員)
◎講師紹介:1967年、福岡県福岡市出身。ユーラシア・古墳時代騎馬文化と佛教考古学、中近世考古学が専門。2018年度中に福岡大学の在外研究制度を利用し、北京に居住して社会科学院考古研究所で研究に従事。

〇使用言語: 日本語
〇参加費: 北京日本倶楽部会員=無料
非会員=60元/おひとり
〇参加申込方法:『①御氏名、②会員番号、③連絡先電話番号、④メールアドレス』を事務局までご連絡ください。申込先=e-mail: jab@postbj.net
※ 原則メールお申し込みください。メールをいただいた方には返信させていただきます。返信が届かない方は電話でお問い合わせください。
※ 会場の都合で先着50名様とさせていただきますので、お早めにお申し込みください。たくさんの皆様の御参加をお待ちしています。
(企画委員会)
北京日本倶楽部事務局  電話 6527-2970