「話しチャイナ中国語」の第10回は、中国春節の過ごし方をご紹介します。春節はもともと4000年前の夏王朝の時代に始まった夏暦の正月元旦のことです。辛亥革命後の1912年、中国は太陽暦を採用し、1月1日を元日として新年の始まりとすると同時に、陰暦の1月元日を春節と定めました。
【もうすぐ春節を迎えて】
A:もうすぐ春節ですね。中国ではどう過ごしますか? 「春节快到了。在中国人们都怎么过呢?」
B:春節の十数日前からどの家も年越しの支度にとりかかります。部屋を掃除し、新しい服を縫い、正月用品を買い、お餅を蒸し、春聯(新年を祝う対句を書いた聯)や年画(めでたい絵)を貼ります。
「春节到来前十几天开始,家家都忙着准备过年。扫尘;做新衣;买年货;蒸年糕;贴春联、年画等。」
A:旧正月の時、やはりお餅を食べますか。 「 你们过年时也吃年糕吗?」
B:ええ、でも日本の餅とは少し違います。餅を食べる習慣は主に南方で、北方は普通餃子を食べます。
「是的,不过和日本的年糕不太一样。吃年糕的习惯主要是在南方,北方一般是吃饺子。」
A:お正月に餃子を食べるんですか? 「过年吃饺子呀?」
B:はい。餃子を食べるのは、その形が「元宝(昔の貨幣)」に似ているので縁起をかついだそうです。
「 是的。据说吃饺子是为了图个吉利,因为饺子的形状象元宝。」
B:あ、そうですか。で、その餃子は自分の家で作るんでしょうね?
「哦, 明白了,饺子是在自己家里包吧?」
A:ええ、もちろん。一家で食卓を囲んで作ります。北京では8割の家庭が春節には餃子を作ります。
「当然喽。全家人围着桌子一起包。北京80%的家庭都在春节里包饺子。」
B:それは楽しいでしょうね。ほかに何か行事はありますか。
「那一定很快乐吧。除此之外还有什么活动吗?」
A:どの家も爆竹を鳴らし、大晦日の夜に一家全員が集まり食事をします。これを「年夜飯」といい、とても重視します。「年夜飯」を食べてから、家族全員テレビで「春節の夕べ」を見ます。
「家家户户放鞭炮,大年三十的晚上,全家聚在一起吃饭,我们叫叫“年夜饭” ,我们非常重视年夜饭。吃完年夜饭后,全家人一起看“春节联欢晚会”。」
B:じゃ、「春節の夕べ」は日本だと紅白歌合戦というところですか。
「哦,春节联欢晚会是不是好比日本的红白歌比赛呀?」
A:そうですね。そして夜中の12時になるのを待って一斉に爆竹を鳴らします。また大晦日の夜は寝ずに新年を迎える習慣もあります。これを「守歳」と言います。
「对!然后等到12点大家同时去放鞭炮。另外大年三十也有守岁的习惯。」
B:え~~、すごいですね。 「哇,真有意思。」
A:それに北京では1日から7日までは縁日があるので、縁日に出かける人が多いです。
「还有在北京初一到初七有庙会,在这期间去逛庙会的人也很多。」
B:縁日に出かけるというと…? 「逛庙会是…?」
A:縁日といっても、実はお寺の縁日とは関係ないです。地壇や龍潭湖といった公園や遊園地での催し事で、高足踊りや大道芸人のショーなどいろいろな見世物があり、それは大変な人出ですよ。
「说是庙会,其实跟寺庙的庙会没有关系,而是在地坛、龙潭湖等公园或游乐园里举办的活动。有踩高跷以及民间艺人的各种表演,整天都是人山人海,熙熙攘攘。」
B:いや、そう言うところこそ、一度はのぞいてみたいですね。
「这样啊, 听起来就很有意思, 真想去看看」
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