7月16日(土)に盧溝橋にある日中友好森林公園の視察及び北海道ホースパークでの家庭菜園作りツアーに4家族と5名の参加者がありました。
前日までの天候が不順で心配しましたが、ややうす曇の中でしたが、参加者は意気揚揚と長富宮を出発しました。友好森林公園までは順調でしたが、入り口が工事中のため豊台区の営林局の方及び現地を管理している老荘子郷の方を呼び出し迎えに来てもらうというハプニングはあったものの無事に到着。この森林公園は1998年より日本人会と北京市緑化委員会との協力事業として、日中友好の証として砂漠化を少しでも防ぐという趣旨に基づき始まったものです。当初より多くの苦労を重ねてまいりましたが、昨年後半からの地下水の汲み上げに成功して落ち着いたたたずまいとなりました。すでに7年の歳月が経過し多くの樹木が群生しており参加者の皆さんは思っていたより多くの木々があったので口々に感心されていました。また日中森林公園の経過について豊台区営林局の李さんから説明を受け、地元の方のご苦労に感じ入っていました。子供達は北京ではなかなか自然に接する機会が少ないためか、がまの穂を取ったり、バッタに恐がったりと面白い様子でした。この公園は約3万坪の広さがあり、北京市緑化公園の中心部にあります。ここから約300mほど離れたところに永定河が流れていますが、上流で水をせき止め湖水を作っている関係で水は流れていませんが、現在ここに湖を作る予定で工事を行っていますが、ここから見る景色は雄大でした。またこの永定河の土手は砂地で、風が吹くとここから北京市に砂嵐を吹き付けていたそうでこの場所が選定されたそうです。またこの場所は現在中国政府が推進している南水北調(長江から北京市に水を供給する計画)の北京市での入り口になる場所でもあります。
公園の中心地には谷野前大使揮毫による日中友好森林公園の石碑があり、それを囲む形で植樹しており、石碑を眺める場所には東屋もありますので、ちょっと休憩も出来るようになっています。約40分ほど視察したのち、次の目的場所である北海道ホースパークに向かいました。
北海道ホースパークは北京市通州区にあり、天津に向かう高速道路の一つ目のインターチェンジ馬駒橋ICから約15分の距離にあります。ここの広さは約50万平米の大きさで、サラブレットの生産をしており、現在は50頭を超える馬が放牧訓練されているそうです。
森林公園から五環路を南に走り、京津塘高速を使って約1時間で到着し、丁度お昼時になったので、厩舎を改装したレストランでバーベキューを楽しみました。かなりの量で皆さんおなか一杯になったところで、目の前にある厩舎につながれているサラブレットとご対面で、一緒に写真を取ったり、触ったりとおおはしゃぎでした。それが終わってからもう一つのメインイベントである、家庭菜園つくりに向かいました。牧場の片隅に菜園用の畑が用意されており、赤かぶ、青硬菜、白菜などの種を植え、皆さんの名前を書いた名札が各畑の前に立てられました。これらの世話はホースパークの方が行い、2ヵ月後には収穫が出来るので、9月初めに皆さん収穫に来られることになります。それが終わると、日本種のトマト、とうもろこしの収穫に興奮していました。お子さんはこのような収穫は初めてと見えて、実のなっている様子を興味深げに眺めていましたが、とうもろこしをもぎるのは大変楽しそうでした。
これが終わって皆さん自由時間で体験乗馬を楽しむ人(日本人のコーチによる)、引き馬(手綱をもって引いてくれる)を楽しむ人(ポニーはお子さん専用)、ストラックアウト、パターゴルフなどを楽しむ人など、思い思いに自然の空の下を楽しんでいました。
このような機会を通じて、北京ではめったに味あうことができない自然の中での親子の共同作業が出来ることを楽しんでいただけたと思います。
次回は10月中旬に日中友好森林公園で植樹会を行う予定ですので、北京日本人会が北京市と共同で緑化運動を行っている活動に参加していただきたいと祈念してやみません。
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緑化委員会 小田 渉 |
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