北京日本人会希望小学校(第5校目)決定当時の様子です。

1. 小学校の概要(当時) 所在地: 内蒙古自治区新巴爾虎右旗城関鎮
               学校名: 第三希望小学(北京日本人会希望小学)
                 竣工: 1998年 10月1日
                     建築面積  780?
                     建築費用のうち20万元を北京日本人会から寄付
2. 事前視察の様子

 前の希望小学校の場合と同様に現地視察時の様子を紹介します。

 1998年8月8日5時起床、前日到着したホテルを出発、215Km先のロシア国境の町、満州里で朝食をとり、さらに未舗装の道を100数十Km先である目的地の新巴爾虎右旗へ向かう。一ヶ月も続いている雨のため、走行に苦労する。泥水地ではバス後部のバンパーは折曲がり、窓ガラスは飛び落ちその都度停車する。飛び落ちたガラスが壊れなかったを見て中国製のガラスは丈夫だと中国側関係者も苦笑いする。また、途中何度も牛の群れに会う。牛ものんびりしたもので、たまに通る自動車など気にする様子はまったくない。

 正午過ぎ現地に到着、内蒙古自治区新巴爾虎右旗人民政府、学校関係者の出迎えを受け、昼食を取った後、旗政府庁舎にて旗の概要の説明を受ける。そして、今般、北京日本人会による寄付で小学校建設が可能となったことに心から感謝し、日本人を末永い友人として迎えてゆきたいとの表明があった。

 その後、雨でグチャグチャになっている道を通り学校建設予定地(現校舎敷地内)に到着。校門には「尊敬するお客様を歓迎します」との壁字、降りしきる雨の中、約100名の小学生(上級生は蒙古衣装)が長時間列を作って待ち受けてくれていた。どの子供達も一様に明るかったのが印象的であった。

 新校舎建設予定地内にある現校舎は建物は古く設備も整ってないため、将来を託す子供達の教育設備を整えたいと思いながら予算がなく思いが叶えられなかったところに、北京日本人会からの寄付があり校舎建設の実現に目処がついたため、関係者からは日本人会、中国発展基金会関係者に対して何度も感謝の言葉があった。

 寄付金20万元贈呈等、一連の贈呈式を無事終えて、日中友好の架け橋と言う意味では今回の内蒙古への協力は大変有意義であると訪問者全員が感じ取ったことと思う。日本人会、北京に暮らす日本人全員にとって嬉しい一つの記念になるものと信じてやまない。
  (本校は同年10月に竣工しました。)

(これらの内容は、大西チャリティー委員長の投稿記事「北京日本人会だより1998年 第101号」を抜粋、追加、編集したものです。 広報:捧)