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北京での出産について

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  • はじめに

海外での妊娠は、嬉しい反面、いろいろと不安の種も尽きないことでしょう。それがはじめての妊娠であれば、なおさらです。北京で新しい命を授かったお母さまへ、またはこれから授かろうとしているプレママへ、北京での妊娠・出産事情について、当院でのスケジュールをもとに、ご紹介させていただきます。

  • 妊娠かな?と思ったら

尿検査など、市販薬で妊娠反応検査をしてみましょう。もしも検査が陽性だった場合は、妊娠の周期を確かめて下さい。妊娠の周期の数え方は、前回の生理が始まった日を、0週の1日目とし、その1週間後からを1週目と数え、40週目が予定日となります。カレンダーを見ながら、1週ごとに数えていくと分かりやすいでしょう。

  • 受診する時期について

妊娠を確認する方法には、尿検査・血液検査・エコー(超音波)検査などがあります。特にエコー検査では、子宮内妊娠の確認や胎児の心拍の確認などができます。エコー検査で赤ちゃんの心拍を確認するには、7週目以降(生理開始予定日を2週間過ぎた頃)に産婦人科を受診して頂くのが確実です。しかし、以下のような症状があれば、まずは病院までお問い合わせください。

  • 膣からの出血
  • 腹痛
  • ひどいつわり
  • 性器のかゆみ、痛みなど
  • 外資系クリニックで行う主な妊婦検診(例:北京ユナイテッドファミリー病院)
6~10週目 診察 エコー検査、血液検査
12週目 診察 エコー検査(ダウン症検査/任意)、尿検査、血液検査
16週目 診察 尿検査(中期ダウン症検査/任意)
20週目 診察 エコー検査、尿検査
24週目 診察 エコー検査、尿検査、血液&血糖値検査
28週目 診察 尿検査、血液検査
30、32週目 診察 尿検査
34週目 診察 尿検査
36週目 診察 尿検査、膣培養検査
37週目 診察 エコー検査、尿検査、血液検査
38、39、40週目 診察 尿検査

 

検診スケジュールは、「目安」ということで、担当医師や患者さまの状態によって、スケジュールや診察回数が多少異なることもあります。また、エコー検査は、日本と異なり、毎回検査する必要はありません。ただし、ご希望であれば、別途費用は発生しますが、医師にエコーのオーダーをだしてもらい、検査をお受けいただくことは可能です。

 

途中、長期帰国などの理由で日本で検診を受けた場合は、その検査結果をお持ちになることをお勧めします。クリニックにもよりますが、ユナイテッドファミリー病院では、既に検査済みの項目に関しては、再度検査をしないよう配慮もさせていただいています。

 

  • 葉酸の摂取について

葉酸は、ビタミンBの一種類で、私たちの体の細胞の分化、増殖に不可欠な栄養素です。特に妊娠初期は、胎児の細胞増殖が盛んなので、葉酸を積極的に摂取しましょう。葉酸摂取により、新生児の脊髄に起こる神経管閉鎖障害の発生率を低下させることができるとされています。厚生労働省では、妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの葉酸摂取を推進しています。どのタイミング?とお悩みであれば妊娠を考え始めた時から日常的に摂取することをお勧めいたします。葉酸は、緑黄色野菜や果物、豆類、レバーなどに多く含まれています。当院では、手軽に摂取できるサプリメントを入手いただけます。

 

  • 妊娠中に服用してよい薬

    熱・頭痛がある時: タイレノール/ Tylenol/ 泰诺林
       ※他にも服用可能な薬がありますが、まずは、医師/薬剤師にご相談ください。

 

  • 出産の利点と欠点 ・北京と日本の違い
北京で出産 日本で出産
 

 

◇ 無痛分娩が一般的(外資系クリニック)
◇ アイさんが雇える
◇ ご主人や家族が出産に立ち会える
◇個室病棟(外資系クリニック)
◇ 多数の産婦人科医の中からご自分にあった医師を選ぶことができる(病院によって、無料通訳サービスもあり)
◇ 実家の家族のサポートが得られる
◇ 医療保険や国の補助があるので、       経済的負担が少ない
◇ ベビーフードや赤ちゃん用グッズの品揃えが豊富
◇ 環境、文化、言葉の面で安心
 

◇ 入院期間が短い
◇ 検診費用や出産費用が日本より高額
◇ 環境や文化の違いが心配
◇ 実家や家族のサポートが得にくい
◇ 実家の近くに出産できる病院がない
◇ ご主人の育児参加が難しい
◇ 日本-北京間の移動やタイミングが   困難(環境や気候の違いなど)

 

  • 小児予防接種

北京で短期滞在する場合には、日本の予防接種スケジュールに沿って接種を希望される方も少なくありません。まずは、受診の際に医師にご相談ください。また、海外医療保険をご利用の場合、通常「予防医療」は適応外となります。海外での予防接種費用も日本に比べて割高となりますので、一時帰国された際に、日本で予防接種を受けてくるのもよいでしょう。いずれにしても、予防接種の記録を母子手帳などに忘れずに記載し、定期健診の際には必ず持参するようにしましょう。

 

日本語 中国語 英語
B型肝炎 乙型肝炎疫苗 Hepatitis B
A型肝炎 甲型肝炎疫苗 Hepatitis A
BCG 卡介苗 BCG
3種混合

ジフテリア

破傷風

百日咳

三联疫苗

白喉

破伤风

百日咳

3 in 1

Diphtheria

Tetanus

Pertussis

4種混合

ポリオ

ヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌B型)

四联疫苗

脊髓灰质炎疫苗

B型流感嗜血杆菌疫苗

4 in 1

Polio

Hib

MMR

はしか

おたふく風邪

風疹

麻风腮

麻疹

流行性腮腺炎

风疹疫苗

MMR

Measles

Mumps

Rubella

水ぼうそう 水痘疫苗 Varicella
肺炎球菌 肺炎球菌疫苗 Pneumococcal
日本脳炎 乙型脑炎疫苗 Japanese Encephalitis
髄膜炎 流行性脑脊髓膜炎疫苗 Meningococcal

 

日本と北京(例:北京ユナイテッドファミリー病院)の予防接種の違い

日本 北京
4種混合(3種混合+ポリオ) 4種混合(3種混合+ヒブ)/3種混合
MR(麻疹・風疹の混合ワクチン) MMR(麻疹・風疹・おたふく風邪の混合ワクチ

*予防接種のスケジュールについては、下記の「予防接種スケジュール」表をご参照ください。

 

  • 最後に

妊娠・出産は、人生のビックイベントです。慣れない海外での妊娠・出産には、不安がつきものですが、お母さまのご健康とお腹の赤ちゃんの健やかな成長の為にも、ゆったりとした気持ちで妊娠期間を過ごしましょう。

上記の内容について、ご質問がありましたら、北京ユナイテッドファミリー病院 日本部(日本語直通番号:5927-7332)までお気軽にお問い合わせ下さい。病院見学も随時受け付けております。

本内容は、2018年5月現在の情報をもとに作成しました。

北京ユナイテッドファミリー病院 日本部

 

予防接種スケジュール  (例:北京ユナイテッドファミリー病院)
出生 BCG B型肝炎
1ヶ月 B型肝炎★ ★1回目の接種から1ヶ月以上あけて接種。
2ヶ月 ポリオ(不活化) 13価肺炎球菌
3ヶ月 3種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風) ヒブ ポリオ(生ワクチン)
4ヶ月 3種混合 ヒブ ポリオ(生ワクチン) 13価肺炎球菌
5ヶ月 3種混合 ヒブ
6ヶ月 B型肝炎 13価肺炎球菌 髄膜炎A/AC
8ヶ月 MR(麻疹、風疹)
9ヶ月 髄膜炎A/AC★ ★1回目の接種から3ヶ月あけて接種。
12ヶ月 13価肺炎球菌 日本脳炎(生)/(不活化)★ ★1回目の接種から1週間あけて接種。
18ヶ月 3種混合 ヒブ MMR(麻疹、おたふくかぜ、風疹)
19ヶ月 A型肝炎 水ぼうそう
2歳 日本脳炎(生)/(不活化) A型肝炎★ ★1回目の接種から6ヶ月あけて接種。
3歳 髄膜炎菌4価混合(血清A,C,W,Y)(多糖体)/ 髄膜炎2価A+C (多糖体) 満3歳までに麻疹は2回、髄膜炎は3回の

接種を完了していること。

4歳 水ぼうそう ポリオ(生ワクチン)
6歳 DT(ジフテリア、破傷風) MMR(麻疹、おたふくかぜ、風疹) 満6歳までに麻疹は3回の接種を完了していること。
9-10歳 髄膜炎菌4価混合(血清A,C,W,Y)(多糖体)/髄膜炎2価A+C(多糖体)
12-13歳 B型肝炎