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【イベント報告】「通州クルーズ(京杭大運河)と周口店・北京原人の郷」活動報告

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2020年9月19日(土)日帰りバスツアー

1日でふたつの世界遺産をめぐる!
通州クルーズ(京杭大運河)と周口店・北京原人の郷

に行ってきました!

200919 (1)200919 (2)

今回は、北京を東へ西へ!!
1日で2つの世界遺産をめぐっちゃおうという、よくばりな日帰りバスツアーです。
18名様のご参加で実施しました。

北京の行政機能の移転先として開発が進む通州区。
ここに遠く杭州から続く世界遺産「京杭大運河」の終着点「北運河」があります。

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建設ラッシュの通州から、クルーズが出発~!

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クルーズ船は、古い橋や新しい橋をなんどかくぐります。
まだ日差しの強い土曜日でしたが、涼しげな風が気持ち良いです。

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北京市通州区にある北運河は、13世紀になってから、隋の時代に煬帝が造った運河と合流する開削作業が行われました。これによって「大運河」が完成し、
のちの「世界遺産・京杭大運河」となりました。
この大運河の完成により、チベットや雲南、越南からの大量の良質な木材を始めとする物資輸送が可能となり、「王都・北京」の繁栄を支えたのです。

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団結湖にておいしい昼食の飲茶を楽しく食べた後は、西の周口店へ!!
周口店にある原人の発掘現場は、「北京原人」という名前で、日本でもあまりにも有名です。
この原人の骨や化石は、周口店の龍骨山という山で発掘されました。

近世からよく骨が掘り起こされていて、地元の人々は、これを龍の骨だと思っていたようです。
龍の骨は「不老不死に効果がある」をいうことで、
北京市内の漢方薬店で、不老不死の薬として売られていたそうです。

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スウェーデン人とオーストリア人の考古学者の協力を得て、1918年から本格的な学術的発掘を
龍骨山で開始、この結果、いろんな時代の原人の骨や生活の跡が発見されました。

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発掘現場内は、散策路があって、見学しながらめぐることができます。

北京原人の遺骨や生活様式から、
北京原人の手は現代人よりも長く、身長は150センチくらい。
洞窟の中に暮らし、狩猟や木の実を採取して食料を確保し、余った食料を備蓄したり保存したりする
知恵もあったことがわかっています。

200919 (9)発掘現場内の北京原人の石像にはマスクがっ!!(笑)

その他、この竜骨山の現場では、
北京原人よりも数万年後に出現する
山頂洞人の化石や生活の場所も、1930年に発見されています。

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山頂洞人は、北京原人よりもさらに進化しており、
感情も細やかで、犬をかわいがったり、人が死ぬと嘆き悲しみ、葬式を出す風習もありました。
アクセサリー等の装飾品も身に着け、魔よけのおまじないやオシャレをする感覚もあったようです。

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隣接する博物館では、発掘に関する細かい状況や考古学的な研究結果も展示されており、
しっかりと「北京原人と山頂洞人」の学習をすることができました。

1日で2つの世界遺産をめぐる、というツアーでしたので、
東へ西へ、忙しい土曜日となりましたが、充実した1日を過ごすことができました。

ご参加いただきました皆様、
大変お疲れ様でした。ありがとうございました!!